日本から中小企業がなくなる！？

今度の税制改正

また大きなニュースになりそうです

 

まだ大綱にはなっていないので

マスコミにも公表されていませんが

水面下では中小企業には痛い税制改正の話が

進められています

 

それは中小企業の役員がもらうお給料から

給与所得控除がなくなる

というもの

 

現在はサラリーマンで年収３００万円の人なら

何もしなくても１０８万円を概算経費として認めてくれてるんです

 

これがあるから、みんな会社を作るんですよね

 

個人事業で３００万円の利益がある人と

会社から３００万円のお給料をもらう人では

払う所得税が大きく違うんです

 

でも、この概算経費が

会社の経費として認められなくなるそうです

 

留保金課税というじゃじゃ馬を廃止して

役員のお給料分に対して法人税をたくさん取る！

という内容になっています

 

来年から１円で誰でも会社を作れるようになるのですが

このような税制改正では

この動きに逆行してしまいます

 

日本の優秀な頭脳たちは

海外へ流出してしまうかもしれません

 

短期的には租税収入が増えても

長期的な視点では日本にメリットはありません

 

今、税理士政治連盟の方や仲間の先輩税理士が

税調の議員さんたちに

懸命に反対運動をしています

 

少しでも内容が変わってくれることを期待します

 

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～今日のひとこと～

日本の将来性を疑う税制改正です

 

nice!

コメント 6

法人化をしようか、どうしようかと思った時期もありますが・・・・
少し考えないといけませんね。情報をありがとうございます。
by (2005-12-13 12:21) 

☆STEALTH さん

まだ公表されていない情報だけど
反対署名の原稿を見せていただいたので
確実だと思います。
いろいろと適用要件が出てくると思うので
これからの情報を注意して見ていきたいです。
by しょーえん (2005-12-13 13:54) 

お寺も中小企業に近いようですので・・・
by 袋田の住職 (2005-12-13 23:16) 

以前しょーえんさん主催の読者交流会に参加させていただいた渡辺です。
覚えていらしゃるでしょうか？
今までコメントする機会がなかったのですが今回の内容は特に興味深いのでコメントしちゃいました。

まだ所得税も法人税の役員賞与もやっていないのでわからないのですが、
将来父親の会社を継いだときとかのことを考えて、なんとなくですがわかった気になってそれは嫌なことだなって思いました。

今法人と相続やっているのですが、法人のテスト的には留保金課税がなくなると計算が楽になるなぁといけない発想をしてしまいました^^;
by わっち (2005-12-14 00:51) 

今日仕事で、とある税理士あったところ、しょーえんさんが言われていることとまったく同じことを言われていました。
政治連盟として､J党を支持することは出来ないんじゃないかとも・・・
中小企業を見られている先生方にとっては死活問題だとも言われていました。
「株を分散する手はずをしなくては・・」とも悔しいかな話の６割程度しかわかりませんでしたが、しょーえんさんのブログを見ていたので大筋は理解できました。
by tototsunetomo (2005-12-14 01:05) 

☆　袋田の住職さん

　　いずれお寺も課税が厳しくなるときがきます。
　　ちゃんとした税法の根拠を用意しておかないと。

☆　わっちさん

　　覚えてますよ～。
　　学生さんですよね。
　　もしかしたら試験から留保金課税が消えるかも！？

☆　tototsunetomoさん

　　政治連盟の税理士さんなんですか。
　　では、その方のほうが詳しくご存知ですよね。
　　そうなんです、中小企業の多くは該当してしまいます。
　　７割が赤字企業なのに、そこから税金を取ろうとするんだから
　　全く国は何を考えているんだか・・・。
by しょーえん (2005-12-18 01:58)